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ごあいさつ【7代目スキー部部長 岸泰宏】
日本医科大学スキー部
部長 岸泰宏(平成元年卒)
日本医科大学スキー部の50周年記念誌発刊時に、スキー部部長を拝命する機会をいただき心から感謝しております。 2015年に前部長の澤泉卓哉先生急逝をうけ、伝統あるスキー部の部長を拝命しております。 私は昭和58年に日本医科大学に入学し、スキー部に入部いたしました。 現OB会長の中西一浩先生をはじめとした非常に個性豊かな先輩方からの暖かい勧誘を受けて入部したのを、つい最近のように思い出します。 入部の前年度(昭和58年)に関東医科学生スキー選手権大会で先輩方が総合優勝を飾り、ホテルグランドパレスで新入生歓迎をかねて祝勝会が開かれたのも良い思い出です。 残念ながら、それ以降関東大会での総合優勝は果たせておらず、現役部員に期待したいと思っております。
スキー部は合宿も多いこともあり、他のクラブと比較して部員間の結びつきが強いのではないかと思います。 10代後半から20代までの一番多感な時に、1つの目標に向かって共同生活を送り、さまざまな事を学ばせて頂きました。 現在では通用しないかもしれませんが、理不尽さへの忍耐力もついたような気がします(決して先輩方が理不尽だったと言っているわけではありませんが・・)。
スキー部で得た貴重な財産は、卒業後のスキー部出身者との結びつきが強いことだと思います。 医学部という特殊性から、皆診療科は違えども医師として働いております。 困ったときに頼りになるのはスキー部の同門という意識を皆さんお持ちではないでしょうか。 スキー部に所属していたということで、OBの大先輩からも助けて頂くことも多々ありました。 たとえば、小生が米国に留学する際に知人もおらず現地での生活が不安でしたが、全く科の違う大先輩の渡部英之先生より現地に住む日本人医師を紹介いただき大変助かりました。 その他にも多々助けられたことがあり、スキー部に入っていて良かったと思ったことは数えきれません。
OB戦にも何度か参加させていただいていますが、“こんなはずではない”という悔しさをいつも感じております。 貸しスキー・貸し靴が原因ではないかと中西OB会長とも話していましたが、きっと違うのだろうと思っています。 次回は、内緒でトレーニングして参加しようかとも考えています。 ポールに入ると学生時代を思い出し、闘争心が沸くのを感じます。
我々が過ごしていた学生時代と現在は異なり、医学部は非常に厳しい教育カリキュラムとなっています。 現役の部員には、明るく、楽しくスキー部を続けていただけたらと思います。 合宿や試合での辛い経験も、将来楽しい思い出にかわると思います。 現役部員ならびにOBの先生方が交流を深め、新たな50年、100年にむけて日本医大スキー部がますます隆盛に活躍できますことを祈念しております。
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